レッカーを使っての荷下ろし作業

【現地段取 レッカーを使用して荷揚げ作業】

-概要-

1. 目的

 建設現場や設備工事現場で、重量物(例:機械設備、配管ユニット、エアコン室外機など)をトラックから建物内や屋上などへ吊り上げて運び込む作業。

2. 使用する車両

 - レッカー車(クレーン付きトラック)

 - スライドデッキ式レッカー車(斜め積み降ろしが可能)

 - ユニック車(小型クレーン搭載トラック)

3. 主な使用現場例

 - 配管設備や空調機器の設置現場

 - 工場設備の搬入・撤去

 - 高所への資材荷揚げ(屋上・中二階など)

-安全上の注意点-

1. 作業前点検

- ワイヤーロープ・フック・アウトリガーなどの点検。

 - 車両の安定性確保(水平出し・地盤強度確認)。

2. 作業計画

 - 荷重・重量・重心を確認し、吊り具の選定を行う。

 - 荷揚げ経路・立入禁止範囲を明確にする。

 - 無線・合図者を配置し、指示統一。

3. 法令・資格

- 玉掛け作業は「玉掛け技能講習修了者」が実施。

- クレーン操作は「移動式クレーン運転士」などの有資格者が行う。

- 玉掛け作業は「玉掛け技能講習修了者」が実施。

- 労働安全衛生法および「クレーン等安全規則」に準拠。